白石一文『私という運命について』

私という運命について

私という運命について

実際にあった話とも絡めて、フィクション。
男性が、女性の人生を描くのも面白い。
こういう小説にありがちな、無理のあるわざとらしい人間関係というのも少なかった気がする。(電車で偶然助けられて好きになっちゃった人が、実は取引き先にいて…などという設定、もういいですから。)
この作品に助けられて、一瞬の光も買いました。
そうこうしてるうちに直木賞をもらっちゃいましたね。
次は是非、ほかならぬ人へも読みます。