友人がかばってくれた話。

医者の友人が、私をかばってくれた話。
1ヶ月ほど前、救急車で来た患者さんを、うちの病院では治療ができないため、専門病院に紹介したことがありました。
救急のバタバタしたなかでの転院手続きだったためか、実は不手際があったのですね。
転院先の先生をえらく怒らせてしまいました。私にも直接クレームの電話が来たくらいです。
事務レベルでの連絡不足・把握不足にも原因があるのですが、私の確認作業にも不十分なところがあり、反省もしたし、とにかくこの一件は相当こたえました。
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ところで昨日、転院先で働く友人Aとその同僚Bとひょんなところで会いました。
B氏は空気の読めない、気遣いのできない人間で、「papaさん、この間うちにとんでもない紹介をしたらしいねー。要注意人物になってるよ」と開口一番言ってきました。
むっとしましたが、私にも落ち度があった事件なので言い返せずにいたら、友人Aが「あれはねー、papaっちはちゃんと〇〇までは確認したんだし、悪くないよ!私、その先生にpapaっちは悪くありませんって言っておいたよ!」と。
どうやらその紹介事件は病院中に知れ渡るほど、ひと騒動だったようです。
その病院で私のことをかばっても、友人Aには何の得もないのに、一生懸命私の立場を守ってくれたみたいです。
しかもBがそんなことを言いださなかったら、私は友人Aが身を挺してかばってくれたことなんか知らずに過ごしてしまうところでした。
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医者は患者さんに救われる、といいますが、
今回は同期に救われました。
感謝しています。