わすれもの。

小学生のころから忘れ物が多い私。どこかに出かけるにしても決して一回では出発できません。玄関まで行って「あれを忘れた」と奥に戻り、今度こそ!と鍵を閉めて「あれも忘れた」と戻り、さあ出発!、と思ったら車の鍵を忘れた、など、しょっちゅうです。
学生の頃もよくいろんなものをいろんなところに忘れました。スキーの帰りに宿になんと鞄を忘れたこともあります。財布も家の鍵も鞄の中。気づかないで友人の車に乗って帰ってきちゃったのです。宿に慌てて電話したら「あー置いて行かれましたねぇ」とのんびりした声。なんで連絡をくれなかったのでしょう…。
携帯だけは何とか持っていたので、そこから知り合いに電話しまくって鞄が到着するまで泊めてもらいました(車の友人は男性だったもので)。ちなみに鞄は着払いで送ってもらったので、その日は宅配便やさんを自宅前で数時間待ち、鞄を受け取り、その中の鍵を使って家に入ってヘソクリを持ちだして送料を払いました。
そんなわけで先日後輩の結婚式で旧友と再会したところ、第一声がこれ。「お久しぶりです、papaさん。今日は何を忘れたんですか?」。ちょっと!社会人になってまでわすれもの女王のレッテル貼らないでっ!…って実はデジカメを忘れました。汚名を雪げなかったという顛末でした。