『本は10冊同時に読め』を読んだ。

本屋さんで見かけて、買わずにまず父に聞いてみた。すると…。
持っていた。一足先に買った父。
父と選ぶ本の趣味が同じであることに、親子を感じる。
まぁ同じ本に興味を持つだろうという考えに至った自分にも、拍手。
かくして父から借りたこの本。
私は確かに持ち歩きに1冊、枕元に1冊、ソファのそばに2冊、などと
あちこちに読みかけの本を置いて、並行で読み進めることが多い。
実はそのようなつまみ食い的な読み方に、どこか罪悪感を感じていたのだが、
この本では、そんな読み方こそお勧めだというではないか!
むしろその方が正しい、と。
これは嬉しかった。10冊は並行できないが、数冊並行、しかも小説・実用書・
ノンフィクションと多岐にわたるジャンル。
読書に統一性を持たなくてもいいという考え方。
そんな氏に太鼓判を押してもらって、私は今日も数ページずつ読み進む。