コードブルー

院内で緊急事態が発生し、一刻も早くスタッフを集めたいときに決められた院内放送がある。「コードブルー」だ(施設によって多少言葉は違い、「ドクターイエロー」だったり「コールひゃくばん」だったりする)。

通常入院中の患者さんには主治医がいて、経過も急変とは言ってもそれが予想できるものであることが多いため、対処はできる。しかし入院している疾患とは全く別の予想外のことが起こったり、お見舞いに来た患者さんの家族に何かが起こったらそれがコードブルーとなりうるのだ。
「何が起こったかわからない、でも目の前に人が倒れていて、意識もない呼吸もしていないようだ、とにかく人員が必要だ」という場合である。

私は過去にこのコードブルーに1回だけ遭遇したことがある。
さてどんなコードブルーだったか。次回に!