電気のありがたさ。

今日は当直日です。
日中は電気点検があったので、電子カルテを含めて病院中の電気が大幅にストップ。
もちろん人工呼吸器を付けている患者さんもいるので、
自家発電の電気は供給され、生命に関連する機器はちゃんと動くのですが。
こんなとき私たちの生活が普段からいかに電気に頼っているか、
改めて気付かされます。
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例えばエレベーター。
うちの病院はある程度高層で上の病棟に行く時はエレベーターを使っていますが、今日は階段で行かなければなりませんでした。下りはいいけど、上りは3階までで本当にバテます。
例えば手を洗うとき。
センサーで自動で出てくる手洗い場は実質的に機能しません。
片隅にある捻って水を出す昔ながらの水道を使います。家ではもちろん捻っていますが、病院内では長らくセンサーの蛇口に慣れているため、動作がいちいち止まってしまいます。
例えばカードで認識して入る施設。
これはどうすることも出来なくて、復旧するまで待ちました。忘れ物を取りに行くだけで、急用じゃなかったので良かったです。
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電気なしでは仕事が回らないことを強く実感しました。
でも電気がないと、静かでした。
神経がのびのびする感じでした。
・・・医者っぽくない表現ですね。